京極小学校は、明治2年(1869)に作られた番組小学校の一つで、上京28・29番組が合同で開校しました。明治5年(1872)には現在地に移転して梨樹校と改称し、さらに明治16年(1883)に京極校と呼ばれるようになりました。
収蔵されている民具は資料室に保管されています。食(石臼)、住(蚊帳、長持、火鉢、柳行李)の道具のほか、学校建築に関するもの(校舎の棟札、懸魚)、学校教材(縄文土器、弥生土器、土偶、埴輪の模型)などがありました。
なかでも、明治25年(1892)と28年(1895)の授業料領収書が残されており、当時の小学校が有料であったことがわかります。また、大正10年(1921)、昭和11年(1936)の校舎の棟札が保管されていました。
教材とともに民具が収蔵されている。
明治25年と27年のものが残されている。当時の小学校が有料であったことがわかる貴重な資料である。
大正10年、昭和11年などの棟札が残されている。
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