明徳小学校は、明治6年(1873)愛宕郡第7区(岩倉村、長谷村、花園村、中村、幡枝村、高野村の6か村)が合同で創立した岩倉小学校が前身となっています。数度の変遷ののち、明治41年(1908)に明徳尋常小学校となり、明治44年(1911)に現在地に移転しました。
明徳小学校「小さな博物館」には、衣(笠、着物、鏡台、ミシン、洗濯板)、食(羽釜、ちゃぶ台)、住(箪笥、火鉢)、農業(唐箕、万石、犂、鋤、鍬、田舟)、仕事(枡、秤)の道具などがあります。
この展示は、平成21年(2009)に京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)が「地域の文化遺産を後世に伝える拠点作り」をテーマに民具の清掃、展示作業を行ったものです。
2009年に京都造形芸術大学が民具の清掃、展示を行なった。
唐箕には「本家江州 洛北愛宕郡山端へ出張藤島末吉」の墨書がある。
火鉢や箪笥などを配置し、住宅を再現した展示となっている。
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