樫原(かたぎはら)小学校は昭和44年(1969)に川岡小学校樫原分校として、開校しました。昭和四十五年(一九七〇)には樫原小学校となり、昭和五十九年(一九八四)には創立十五周年関連行事として、郷土資料館が完成しています。
郷土資料館の中央には、畳敷のスペースがあり、衣(笠、裃、紋付、火熨斗)、食(御膳、飯櫃、芋洗い)住(火鉢、鏡、行李、湯たんぽ)の道具を展示しています。また、農業(鋤、鍬、犂、唐箕、万石、足踏脱穀機)を中心に、漁業(魚籠)、林業(背負梯子)、消防(消防ポンプ)の道具もありました。
各民具にはカードが付けられており、民具の名前、何に使ったかなど民具の説明、旧所蔵者名が記載してありました。このようなデータが残されていることは、民具を研究するために非常に重要なことです。
現在は3年生の社会科「昔のくらし」で使用しています。
教室と廊下に民具が展示されている。
川岡第一班の消防ポンプ。明治43年(1910)に新調、昭和16年(1941)に修理の記載がある。
タケノコを掘る道具。産地が近いことがわかる。
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