光徳小学校

光徳小学校は、大正14年(1925)、下京区中堂寺坊城町に大内第二尋常小学校として開校しました。昭和22年(1947)には京都市立光徳小学校となり、現在に至ります。

創立五十周年の記念事業として、昭和50年(1975)には、郷土資料室が開設されました。その後、校舎が建て替えられたものの、現在もその資料が引き継がれています。

展示品としては、学区内で発掘された須恵器や土師器などの考古資料、食(羽釜、飯櫃、蒸籠)、住(火鉢、電話、井戸の滑車)、仕事(秤)などの道具があります。学校名が書かれた校名板や鐘、土偶、埴輪の模型といった教材があります。

また、六斎念仏の太鼓や写真などの資料があり、地域の歴史を学習する上ではかかせない資料が残されています。

令和2年度には、当委員会で民具を用いた授業の見学を行いました。

展示のようす

郷土資料室から引き継がれた民具が展示されている。

考古資料

校区内で発掘された資料や埴輪の模型を展示している。

飯櫃

底に「昭和三年十一月 御大典紀年新調」の墨書があり、昭和天皇の即位に合わせて新調したことがわかる。