岩倉南小学校

岩倉南小学校は、昭和59年(1984)年、明徳小学校南分校として開校し、翌年には岩倉南小学校となりました。

岩倉南小学校では、木造校舎新築時に廊下に「みなみ民具コーナー」という展示スペースを設け、3年生の社会科の時間などに活用しています。展示されている民具は農業(鋤、犂、足踏脱穀機、唐箕)を中心に、衣(笠、雪沓、伸子針)、食(飯櫃、鍋、羽釜、笊、石臼)、住(燭台、時計、井戸錨と滑車)の道具などがあります。

学校収蔵民具の再発見事業実行委員会では、平成30年度事業の一つとして、一覧表の作成と写真撮影を行いました。また、京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)の学生が授業の一環として、民具の清掃、キャプション製作などを行いました。

 

みなみ民具コーナー

廊下部分にきれいに並べられている。

漁具

上:イシミ、下:モンドリ

川でシジミを捕るものをイシミと呼んだ。

モンドリは用水路でドジョウを捕るのに使った。

大学生による整理作業

2018年度に授業の一貫として、民具の清掃とキャプション作成を行なった。