翔鸞小学校

翔鸞(しょうらん)小学校は、明治2年(1869)に上京三番組小学校として開校し、明治40年(1907)に現在地に移転しました。

郷土室は、3年前に北校舎から移転した際に整備され、学校名の看板や校章、棟札など学校の歴史に関するもの、市電の写真や地図、消防団の龍吐水(りゅうどすい)、拍子木など地域の歴史に関するものもありました。部屋の奥には、ちゃぶ台、タンスなど衣食住の道具が民家風にレイアウトされ、井戸の様子も再現されています。

一角には高機があり、土曜学習や地域のイベントなどで児童が綴織(つづれおり)の作品を製作しています。高機の管理や機織りの指導は地域の方が行い、学校と地域が連携して活用しています。

郷土室

奥には昔のくらしが復元されたコーナーがあり、「衣」「食」「住」の民具をわかりやすく展示している。

展示のようす

高機

地域の方の指導のもと、機織体験ができるようになっている。150周年を記念して2020年にはタペストリーを製作した。